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14 February 2011

住宅性能評価員のつぶやき No008 構造の安定に関すること

今回は、評価方法基準 1. 構造の安定に関すること について御話しします。

この基準1は、1-1から1-7までの7項目に分かれています。

1-1 耐震等級(構造躯体の倒壊等防止) 等級1~3

 建築基準法で規定されている「極めて稀に発生する地震による力」に対する構造躯体の倒壊、崩壊等のしにくさを評価する。 等級1が建築基準法規定強度を保有しているもので、その1.25倍強度が等級2、等級1の1.5倍強度が等級3となっている。

1-2 耐震等級(構造躯体の損傷防止) 等級1~3

 建築基準法で規定されている「稀に発生する地震による力」に対する構造躯体の損傷のしにくさを評価する。 等級1が建築基準法規定強度を保有しているもので、その1.25倍強度が等級2、等級1の1.5倍強度が等級3となっている  

1-3 その他(地震に対する構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止) 等級評価なし

 評価対象建築物が免震建築物であること及び免震建築物の維持管理に関する基本的な事項を明らかにしている。

1-4 耐風等級(構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止) 等級1~2

 建築基準法で規定されている「稀に発生する暴風による力」に対する構造躯体の損傷びのしにくさと、その1.6倍の「極めて稀に発生する暴風による力」に対する構造躯体の倒壊、崩壊等及びのしにくさを評価する。 等級1が建築基準法規定強度を保有しているもので、その1.2倍強度が等級2となっている

1-5 耐積雪等級(構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止) 等級1~2

 建築基準法で規定されている「稀に発生する積雪による力」に対する構造躯体の損傷びのしにくさと、その1.4倍の「極めて稀に発生する積雪による力」に対する構造躯体の倒壊、崩壊等及びのしにくさを評価する。 等級1が建築基準法規定強度を保有しているもので、その1.2倍強度が等級2となっている

1-6 地盤または杭の許容支持力等及びその設定方法 等級評価なし

 長期応力に対する地盤の許容応力度又は長期応力に対する杭の許容支持力が、根拠が明らかな方法により、設定評価される。

1-7 基礎の構造方法及び形式等  等級評価なし

 基礎の構造方法等の基礎に関する基本的な仕様が、明記評価される。

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以上、本当に概要のみを書き出してしまいましたが、

簡単にいえば、最低等級の1は建築基準法を満足する構造だということです。

ただここで憂慮することがあります。

1996年の気象庁による震度階の改定で震度6弱・6強・7の地震の加速度が引き上げられ、現行の建築基準法の「安全限界」がこの地震加速度的には震度6弱程度だったことが判明しています。

今後、耐震基準の見直しへの動きが早急に起こることになるでしょう。

次回は、2.火災時の安全に関すること(7項目)について御話しします。

では、次回をお楽しみに!

  

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