籠球魂 vol.10(pb'081116):約束
退院2日目。
練習見学へ・・・久しぶりの体育館である。
コート脇のポートボール台に腰を下ろした。
体育館の一番奥で、6年男子のメンバーが
女子のコーチに怒られていた。
しばらくして、6年男子を呼んだ。
「シュウ:6年全員集まるように言ってくれ」
キャプテンのシュウが全員に声をかけ
私のところに集まり腰を下ろした。
なぜかユウだけが、私の隣に座った。
「秋季大会の後、忙しくてわるかったな!」
「来週からは練習にこれるから一緒に頑張ろう」
本当の理由はコーチ陣以外には言わなかった。
入院生活の中で、彼らの事をいろいろと考えた。
そして「彼らには明確な目標を持つ事が大切」
と言う結論に達していた。
「なあ皆、最後の大会は全勝を目標にしないか?」
「今の君たちなら必ず出きる!!!」
「コーチも一緒に頑張るから・・・」
「最後の大会は必ずベンチに入るから・・・約束する。」
「皆もその目標に向かって、しっかり練習しょう!!」
低学年コーチから全体の練習計画に加わり、
夏季大会以降は男子を中心に指導するようになっていたが
大会でのベンチ入りはしていなかった。


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